Multiethnic society of Argentina
ここではアルゼンチンの移民によって形成される多民族社会の現状をご紹介していきます。
アルゼンチンで生活する日本人移民とその子孫の人口は現在約5万人にものぼり、その中の3万5000人以上(つまり70%以上)が沖縄県出身者、またはその関係者で占められているといわれています。
近年は日本人移民の二世や三世などの間で、自らの「自国の特色」を見直そうという動きが顕著に表れてきました。
この動きは1980年代後半、日本への「出稼ぎ」が行われるようになってから始まったといわれています。
つまり掻い摘んで説明すると、以前までは日本人移民の子孫の間には「アルゼンチン人」としてのアイデンティティが支配的だったのが、昨今では「日本人としての特色」を見直す傾向が現れたということです。
この「移民が持つアイデンティティ」は今後移民について考える際に重要なテーマになるのではないかと思います。